がんばりたいセレクターのあれこれ

WIXOSSをやってるとあるセレクターの備忘録と反省を兼ねたドキュメントです。

キーセレのアルフォウの話 Diと繭対応編

 こんにちは、あみぃです。

 

 繭の部屋へ新たに同時使用制限・使用禁止となるカードが追加されました。

 キーセレクションではホーリーグランドスラムと四炎楚歌の同時使用が禁止となったことでの影響が大きいと思われます。

 これまで紹介したアルフォウの構築はこれらを使用する動きを警戒していたもののため、環境に適応するべく新たに構築を考える必要があります。

 

 

(前回と前々回です)

fiza-la.hatenablog.com

fiza-la.hatenablog.com

 

 

 加えてディーヴァセレクションでのカードプールの増加により、意識しなければならないカードも新たに生まれています。

 

f:id:fiza_la:20210510094151j:plain

 

 特にディーヴァセレクションで大活躍のこいつ、キーセレでも厄介です。

 アルフォウでは対象を指定するパワーマイナス効果が大半なので、シャドウがついてしまうと全然退かせません。よって、

 

 ・シャドウが付く前、すなわち相手ターン中に処理する

 ・ランサーなどでこいつ越しにライフを割る

 ・影響範囲がシグニ全体など、対象を取らない能力を使う

 

 これらいずれかの手段を取れないと、一生2面要求しかできなくなってしまいます。

 

 以上を踏まえて新しく組みなおしたアルフォウを本日は紹介します。

 

デッキレシピ

f:id:fiza_la:20210511121521j:plain

 

■ルリグデッキ

・レベル0のアルフォウ(なんでもいいです)

・幕開の舞姫 アルフォウ(コイン得られるレベル1)

・陰回の舞姫 アルフォウ(リミット5のレベル2)

・幕間の舞姫 アルフォウ(コイン2枚得られるレベル3)

・黒幕の舞姫 アルフォウ(レベル4)

・グレイブ・アウェイク

・オリジナル・サプライズ

・セレクト・ハッピー5

・ぶりっつあーや!

・繚乱する花束 アルフォウVSハイティ

 

 

f:id:fiza_la:20210511121545j:plain

 

■メインデッキ(ライフバースト有)

・彷徨変異の凶悪 セユラギ 4枚

・白雪の童話 ユキジロヒメ 1枚

・弩書 ザ・ロウ 4枚

・千匹の童話 センショク 1枚

・羅祝石 ダイヤブライド 1枚

・コードVL 健屋花那 1枚

・聖天姫 アークゲイン 1枚

・羅菌姫 アミノサン 1枚

・彷徨変異の大悪 スユラギ 1枚

・聖魔 プルソン 1枚

・コードアンチ ラティナ 4枚

 

■メインデッキ(ライフバースト無)

・ドライ=ランリョウオー 1枚

・ツヴァイ=ダガ 2枚

・舞踏の小悪 サユラギ 2枚

・大装 ダークエナジェ 1枚

・蛙王の童話 ハインリヒ 4枚

・羅石 セキエイ 1枚

・サーバント O2 4枚

・サーバント D2 2枚

・サーバント T2 2枚

・サーバント Q2 1枚

 

変更点

採用カード達

■グレイブ・アウェイク

f:id:fiza_la:20200903123829j:plain

 主にセユラギを蘇生して、相手ターン中に相手シグニを傀儡にします。

 

 蘇生と傀儡による2面埋めと、傀儡の出現時能力やアルフォウの自動能力で2~3面防御を期待できます。

 

f:id:fiza_la:20210510114958j:plain

 

 ディーヴァセレクション以降使いやすい汎用シグニも増えたので、相手の汎用を利用した対応力の増加を目論んでいます。

 例えば紅将 ランスロットだと、アルフォウによる-7000とこいつの5000以下バニッシュを合わせて12000打点まで処理できます。シャドウが付くあいつとか。

 

 アルフォウの自動能力はパワーマイナス以外にもドローで攻め手やサーバントの確保、デッキ削りでリフレッシュに近づけるなどができます。次のターンが動きやすくなるように選択しましょう。

 なお、限定持ちを奪うならアルフォウのジェラシーは忘れずに。

 

 

■千匹の童話 センショク

f:id:fiza_la:20210510101031j:plain

 

 アルフォウ限定のアタッカーです。

 

 相手シグニをバトルでバニッシュすることで、傀儡による1点を生み出します。

 自分のシグニゾーンが埋まっていて傀儡を出せなくても、ダウンなどでアタックできない状態のシグニをアタック時の自動能力で退かせば自己解決。

 バトルで踏むだけで良いので、アークゲインも対処可能です。

 

 黒でラティナからサーチ可能ということもあり、ひとまず1枚採用してみました。ライフに埋まったり除外されたりすると困るので2枚のほうがいいかもです。

 

 

■妨害系シグニ達

f:id:fiza_la:20201122205851j:plain
f:id:fiza_la:20201207104552j:plain
f:id:fiza_la:20210510094151j:plain

 

 相手の防御手段に負担をかけるべく、邪魔できる連中を増やしました。

 対面に応じてザ・ロウで拾って押し付けましょう。バニッシュが脅威なら健屋でアミノサンやアークゲインを守ってあげられると理想的です。

 

 アミノサンは自身へのパワーマイナスを通さず横のパワーを上げてしまうこちらにとっても嫌なやつです。

 ラティナを手札に抱えてバウンスできるようにするなど、相手に出されても困らないようにしましょう。

 

 

■聖魔 プルソン

f:id:fiza_la:20210510111300j:plain

 

 条件がありますが、対象を取らない能力無効持ち。LBも強力です。

 アークゲインのシャドウの他、2~3面アミノサンとかされてどうしようもなくなったときに使うと非常に楽になります。

 トリガー条件もアルフォウなら傀儡出したときの自動能力だけでも達成できます。

 

 このシグニ自身がアタッカーにならない、枚数調整以外の目的で自分のデッキを削らなくてはならないなどの欠点もあるので、過度の採用は避けて1枚。

 除外などされないよう、トラッシュに落ちたら隙を見つけて速やかに拾っておきましょう。

 

 

■大装 ダークエナジェ

f:id:fiza_la:20210510102016j:plain

 

 オリジナル・サプライズの蘇生候補その1。

 自動能力と併せて実質無料で-5000できる、中盤のアタッカーです。シグニゾーンに存在さえしていれば、別のカードがパワーを0にしても1エナ増えます。

 

 実質無料とは言いましたが、そもそも払うエナがないと使えないことは注意。オリジナル・サプライズで蘇生する時はちゃんと4エナ用意しましょう。

 また、引けていないと意味がないのでデッキ削りに巻き込んだりラティナでサーチしたりなど、事前準備は怠らないように。

 

 

■ドライ=ランリョウオー

f:id:fiza_la:20210510102026j:plain

 

 オリジナル・サプライズの蘇生候補その2。チームは今回関係ないので自動能力は無視してください。

 パワー0にしてもエナチャージはないので普通に使うとダークエナジェの方が強いですが、条件を満たすことでマイナスの幅が10000まで増えます。

 

 オリジナル・サプライズ+ダークエナジェではパワーマイナスが届かない盤面を作られても、このシグニだと10000+オリサプ8000で18000までなら焼けるようになります。

 オリジナル・サプライズの条件を満たせばこいつの条件も勝手に満たされるので相性は悪くないかと。間にリフレッシュが挟まると-5000しかできないので注意しましょう。

 

 

■ツヴァイ=ダガ

f:id:fiza_la:20210510103141j:plain

 

 最序盤のアタッカー。時代を経てもダガとは友達。

 

 自分は寝てしまう代わりに-2000まで振れます。

 強い能力持ちレベル1くらいまでならギリギリ焼ける程度の火力ですが、リソース消費がないのが最大の魅力です。

 ダウンしているのでリムーブしない限りこちらは最大2面要求になりますが、元々序盤から3面が非常に難しいデッキの上、そもそもアルフォウVSハイティキーで2枚までしかライフをクラッシュできない都合あまり気にしなくて良いです。

 

 レベル4に乗った後ならそろそろトラッシュ枚数条件も満たしていそうなので、ダウンして-5000しながらザ・ロウの下敷きにしておけば良いでしょう。マイナス数値はダガ5000+ザ・ロウ4000*2=13000となりレベル4のライズシグニくらいならこれだけで焼けます。

 

 

減らしたカード達

■カウンター・ヴァンプ

f:id:fiza_la:20201122140255j:plain

 

 四炎楚歌を3発撃たれて、かつダイヤブライドなどの対処困難なシグニを置かれても後手から0エナで3面守るために採用していました。

 今回の改定で楚歌は撃てても2発までとなりましたので、少し防御力へ寄せた構築となるようグレイブ・アウェイクと入れ替わりになりました。

 

f:id:fiza_la:20200903114244j:plain

 

 なお、同様の理由で採用していたぶりっつあーや!ですが、こちらは絶縁の豪爪やネクスト・レディなどの困るスペルから身を守るため続投しています。

 

 

■不可思議な誇超 コンテンポラ

f:id:fiza_la:20200903115646j:plain

 

 スユラギやセユラギのアタック時効果から奇襲を仕掛けられるシグニです。

 このコンボが成立するような盤面でアタックを通してくれることがほぼなかったので採用を見送りました。

 

 2つの常時能力も強力な妨害となり、色や種族も噛み合っているので本当は1枚は残しておきたかった気持ちも。またすぐ戻ってくるかもしれません。

 

 

■彷徨変異の大悪 スユラギ

f:id:fiza_la:20200903125312j:plain

 

 レベル3のアタッカー増加やLB枠の圧迫に伴い、枚数を減らしました。

 アタック時デッキ削りやリソース消費無し-7000などこのシグニにしかできない仕事があるので流石に0枚にはできないかなと。

 

 

■舞踏の童話 キュルビウス

f:id:fiza_la:20201122141316j:plain

 

 レベル3以降での除去や、オリジナル・サプライズによる蘇生対象としての採用でした。

 今回では、似た役割を担うダークエナジェやドライ=ランリョウオーの登場により、採用を見送っています。

 

 

■星銀の童話 ハイリム

f:id:fiza_la:20201122142349j:plain

 

 デッキ枚数調整要員です。

 

 ザ・ロウで回収して繰り返しデッキ枚数を増やす戦術を考えていました。

 ですが、再利用したいシグニは基本的にアタッカーやリソース確保要員であることが多く、ハイリムを使いまわす余裕が思いのほかなかったため残念ながら不採用となりました。

 

 

■大罠 フーディナ

f:id:fiza_la:20200903115620j:plain

 

 エナを使用するシグニや黒以外のカードの増加に伴い、起動能力を撃てないことが増えたので不採用です。

 トラッシュに置いてエナを払うだけで1面埋められるのは大きな利点なので、リソース奪取が多い環境なら再度採用すると思います。

 

 

■中装 アダマスフィア

f:id:fiza_la:20201004003511j:plain

 

 レベル2での除去や、オリジナル・サプライズによる蘇生対象としての採用でした。

 今回からは、序盤の除去はツヴァイ=ダガ、蘇生対象はダークエナジェとドライ=ランリョウオーが居るので、採用を見送っています。

 

 

採用を検討したカード達

■ママ♡MODE LOVE

f:id:fiza_la:20210510105928j:plain

 

 今回コインが1枚余ります。これを有効活用するべく採用を考えていました。

 

 ダイヤブライドなどの強力なライフバーストを仕込めれば、起動+出現+LBで比較的安全に3面防御が可能となります。

 ですが、リフレッシュまでのデッキ枚数管理が少しでも噛み合わないと大損する点でオリジナル・サプライズが、そもそもキーが2枚貼れない点でぶりっつあーや!が少々使いにくくなってしまったので採用を見送りました。

 

 ライフバーストを仕込むためのカードをメインデッキに用意する必要がある点も少々重いところです。

 

 

■異体同心 華代

f:id:fiza_la:20210510110623j:plain

 

 シンプル面開け防御。

 無料で3面空け2面防御はリソース面において影響が非常に大きいため、嫌なスペルを使用するデッキがいないならぶりっつあーや!よりこちらのほうがはるかに快適です。

 

 厄介なアークゲインやアミノサンは単品ならこれで簡単に処理できるため対策という意味でもオススメです。

 しかし、健屋+アークゲインのような盤面の場合はこのキーだけではエクシードを使い切らないと対処できないので、過信は禁物かなと。

 

 

■白雪の童話 プリンス・キッス

f:id:fiza_la:20210510112426j:plain

 

 デッキ内の増強と、レベル4サーチが可能な潤滑油です。

 出現時の対象は黒のみですが、起動能力は色を問いません。黒以外のレベル4を持って来ることができるのは魅力的な反面、コストの重さが最大の欠点となります。

 

 リソースに余裕があるわけでもなく、枠も厳しいので今回は採用しませんでした。

 リフレッシュ前は出現時でデッキを強くし、リフレッシュ後は強力なレベル4をサーチして詰めを見据える動きは良さそうに見えるので、今後採用の可能性はあるカードだと思います。

 

 

おわりに

 セレモニーが少ないのでこれで合っているか不安というのが正直な感想です。

 本構築ではまだ実践経験も少なく改善点は多いにあると思いますので、ご意見やご感想等ありましたら下記連絡先にてお待ちしております。

 

twitter.com

 ではまた。